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ハードもソフトも最高レベル iQOO Z1レビュー

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iQOO Z1

全キャリアプラチナバンド対応でatutu50000点、バッテリー4500mAh搭載で、44W急速充電対応そのスペックで約30000円!

そのコストパフォーマンスの高さに惹かれて、購入したiQOO Z1。

レビューをなかなか書く気にもならず一ヶ月ほどたってしまいましたが、長期使用レビューとして書こうと思います。

ついでに私が買ったのはRAM 8GB ROM 128GBモデルです。

大まかなスペック

SoC Dimensity1000+

RAM 4GB/6GB/8GB

ROM 64GB/128GB/256GB

ディスプレイ HDR10、144Hz対応20:9のFHD+液晶ディスプレイ

バッテリー 4500mAh、44W急速充電対応

その他 ステレオスピーカー、側面指紋認証、イヤホンジャック搭載、Wi-Fi 6対応

本体の見た目と質感

私はスカイブルーを購入しましたが、他にもパープルとブルーがあるようです。

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本体は、シンプルな見た目となっていてかなり洗練されたデザインになっていると思います。

画像で見るとスカイブルーはかなり淡い色味だったのですが、原物は結構濃い水色で、かなりきれいな色合いをしていました。

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カメラは広角、標準、マクロのトリプルカメラになっています。値段を考えると仕方ないことだと思いますが、マクロではなく望遠レンズにして欲しかったです。

カメラモジュールの部分も縦に並べたものとなっており、なかなかシンプルでカッコイイです。

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カメラの出っ張りはかなり小さくなっているので、ケースをつけないで机においてもそこまでガタつくことはありませんでした。

iQOO UI

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そして使い勝手を大きく変えるUIの紹介です。

iQOO Z1に搭載されている独自UIのiQOO UI。巷では「通知が来ない」「癖がある」などと言われていて内心不安だったのですが、いざ使ってみるとなかなか使いやすかったです。

これからiQOO UIの魅力をざっと紹介したいと思います。

デザインがまとまっている

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私はUIのデザインを気にしてしまうのでかなり大切な部分です。

きれいにまとまりつつGoogleマテリアルデザインとも統一感もあるので、かなり評価できるのではと思いました。

カスタマイズ性が高い

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設定の項目が多く、かなりカスタマイズができるようになっています。

ホーム画面のレイアウトやアイコンの形を変えることができるのは当たり前のこと、アニメーション速度や、通知のアイコンなども変えることができました。

Xiaomiではお馴染みテーマアプリもあるようですが、クオリティーが低かったので使う機会はなさそうです。

しっかりUXが考えられたUIとたくさんの便利な機能

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このiQOO UI使ってて感心するくらい作りこまれていて驚きました。

操作もしやすく、たくさんの機能がついているのでほとんどの人が快適に使えると思います。

 Dimensity1000+の実力

スマートホンのSoCは基本的にQualcomm社が開発、製造しているSnapdragonが基本的によく使われていますが、iQOO Z1にはMediaTek社のDimenstyが使われています。

iQOO Z1に搭載されているDimensity1000+は2019年11月に発表されたDimensity1000をHDRや144Hzのリフレッシュレートに対応させるなどしたマイナーアップデートモデルです。

QuaicommのSoCに比べて、「消費電力が大きく、電池持ちが悪い」「発熱をする」のではないかと言っている人がいて、大丈夫かなと内心心配していましたがそんなことありませんでした。

むしろSD845、855、855+を使ってきた自分にとってはDimenstyはSnapdragonシリーズと比べて発熱も少ないなという印象を受けました。

antutuスコア

もう知ってるわ という方もいるかもしれませんが一応貼っておきます。 

同スペック帯のSD855 Plus、SD865との比較です。

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ゲーム

私がやっているゲームで1番スペックを要求するであろう原神をやってみました。

互換性の問題でそこまでスムーズに動かないかなとも思ってたのですが、特に大きな問題もなくプレイすることができましたが、Dimensityとの相性が悪いのか、一瞬カクつくことがあります。そこまで気にならない程度ですが。

グラフィックの設定は全て最高の60FPSにしています。

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普段私が使っているSD855Plus搭載のOnePlus7Tと比べても明らかに発熱が少なかったです。この端末が優秀なのか、Snapdragonが爆熱なのかは知りませんがゲームには向いていると思います。

OnePlusはこの設定でやってると45℃くらいまでいきますが、このZ1ではそのようなこともありませんでした。多分40℃もいっていないと思います。

感想としては快適に遊べそうです。特に発熱が少ないという部分はとても魅力的だと感じました。

普段使いのレスポンス

 主に日本メーカーのスマートホンはハイスペックなSOCを積んだモデルでもアニメーションがカクついたり、スクロールがなめらかじゃない時がありイライラすることがありましたが、このスマホは144hZのディスプレイとDimensyを使っていることもあってか爽快感を感じるほどキビキビ動くので物凄い快適です。

アプリの起動もとても早く、アニメーションやスクロールにカクつきがみられることはありませんでした。

カメラ

カメラに関しては、Vivoは結構いい評価を受けていましたが、ほんとにその通りでした。

先ほども言ったように標準、広角、マクロのトリプルカメラ構成になっています。

正直マクロカメラは自分は一回も使わなかったです。

写真

写真は文句なしの写りだと思っています。

メインカメラに関しては、解像感も高く、三倍ほどならデジタルズームですが解像感の低下は見当たりません。

一方広角はメインカメラと比較すると画質は劣りますが十分使えるクオリティーにはなっていると感じました。またメインカメラはかなりぼかしがきれいにできますが、広角に関しては、できなかったです。

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接写も寄って撮影してもピントがちゃんと合い、ぼかしもきれいに効いていて、風が強くて葉っぱが結構揺れていましたが、ブレもなく綺麗に撮影できていたのでシャッタースピードオートフォーカスの調整はかなり上手だなと思いました。

動画

 動画の画質は明るいところでは良好だと思いますが、暗いところではノイズだらけになり使い物になりません。また手振れ補正にも対応していますがかなり弱いので動画撮影には向いていないと思いました。オートフォーカス性能は写真同様かなりいいです。

肝心の楽天UN-LIMITは使えるの?

わざわざバンド18に対応しているスマホを買った理由は楽天UN-LIMITを使いたかったからです。これに関してもVoLTEの有効化をすればしっかり使えました。

 

気になった点

使っていくうちに気になる点もでてきたので、紹介したいと思います。

 

安っぽい

価格を考えるとしょうがないのですが、フレームがプラスチックなので安っぽいです。

またバックパネルにあまりエッジかかってないのもあると思いますが、本体が厚く感じ、あまりスタイリッシュには感じませんでした。

ですがこれは一般的なスマホと比べた場合の話で、重量も最近のスマホと比べれば平均的なので別にそこまで気にしなくてもいいと思います。

 

下のベゼルが太い

 これも価格を考えるとしょうがないことなのですが、どうしても下のベゼルが太いと感じてしまいます。

ですが、「これくらいならそこにカメラとスピーカーつければよくない?」と思うほど違和感があるわけではないです。

 

塗装剥げしそう

先ほども言ったようにコストカットのためかフレームがプラスチックなのでどうしても塗装になってしまいます。そのため充電の時に端子が塗装部にこすれてしまって塗装剥げが起きる場合があるかもしれません。なのでこだわりがない限り塗装剝げが目立ちにくそうなブルーを選んだほうがいいと思いました。

 

ロケーション履歴が使えない

私はGoogle アンケートモニターというアプリをよく使うのですが、そのアプリからロケーション履歴を使おうとすると、エラーが出てきて使えません。

基本的にこのスマホはGUSもしっかり使えて、通知もちゃんと来てくれるので想定外でした。その後色々設定とかを触ってみたんですが、できそうにありません。

Googleアンケートモニターを使っているいる方は気を付けたほうがいいと思います。

 

結論

特に大きなデメリットがなくコスパもいいので先ほどいった気になった点が特に大きなデメリットだと感じないのであれば買ったほうがいいと思います。

特にVoLTE有効化がスマホ1台でできるのも素晴らしいです。SIM運用がしっかりできるハイスペックなスマートホンが欲しい人にはうってつけだと思いました。